閉経するまで妊娠のチャンスは、あるの?
日本人女性の閉経する平均年齢は、50才です。閉経の10年前から妊娠率は、下がっていきます。閉経年齢の平均が50歳自然妊娠できるのは、40才頃までです。
高齢妊活は、授かりにくいだけでなくさまざまなリスクが増える要因になります。
男性不妊治療費の助成制度は、6府県で始まっていますが、助成支援の対象条件として妻の年齢が、39才〜42才としているケースが多いようです。
本題とそれますが・・45才過ぎると生理不順になります。もうすぐ閉経?と思うような変化が起こります。生理の間隔が極端に短かったり極端に長かったりします・・生理が来ない月と1ヶ月で2回来る月があるんですね・・俗にいう更年期がきます。
産婦人科の先生とお話していたら40代から50代女性の中絶が多いとのこと・・閉経?と思って避妊をしなかったら 赤ちゃんができていた!という話は、めずらしくないそうです。平成24年度の人工妊娠中絶の年齢を調べてみたら40才から50才以上でも、ゼロではありません。
40代から50代にかけて年齢が上がることで妊娠率は、落ちていきます。50代で閉経したと思って安心してセックスをしていたら陽性反応が出た!という話は良く聞きます。日本人の平均閉経年齢は、50歳。更年期を迎えるのは、45才から50才にかけて。更年期になると生理不順になり生理も来たり来なかったり・・そのため閉経と勘違いする事例は、多いそうです。病院で超高齢妊娠が発覚!出産を想定したら孫より年下になることが分かり堕胎するしか選択肢が無かったという・・閉経=排卵が無くなったということですが、日本では、60歳で自然妊娠した事例があります。
平成24年度の人工妊娠中絶の年齢(厚生省データー参考)
35歳以上で赤ちゃんを産むことのリスク
そろそろ赤ちゃんが欲しいと思ったタイミングで妊娠できない・・不妊の悩みは、深く長く続きます。無排卵月経や子宮内膜症の影響がありました。当時は、「妊娠活動」「妊活」という言葉がなかったので不妊治療は、暗く重い問題でした。
子どもを授からないと思うと焦りとストレスで円形脱毛症になりました。基礎体温を計っても排卵日が、特定できず月経周期も41日以上のこともあり稀発月経(月経不順)といわれました。生理の周期が長い月は、「今月来ないからラッキー」ぐらいに思っていました。出血があることで多少安心していたのですが、実は、排卵しない無排卵だったのです。
35歳以上で妊娠出産する高齢妊娠の女性は、たくさんいますが、リスクもいくつかあげられます。
- 赤ちゃんを授かりにくい年齢ということ・・不妊
- 流産の確率が増える
- 妊娠高血圧症(妊娠中毒症)のリスクが増加する
- 先天異常のリスクが高まる
- ダウン症の頻度が上がる(25歳だと1000人1人の割合が40歳で100人に1人の割合になる)
不妊治療は、何才で諦める?
人工授精体外受精顕微授精回数によって費用もかかります。お金と時間を費やしてもゴールの先に赤ちゃんを抱っこできる保証がないのが不妊治療の辛いところです。
私の友人は、結婚した年齢が、37歳でした。だから不妊治療は、40歳の誕生日までと期限を決めていました。顕微授精も何回も頑張っていたので治療費もかなりかかったようです。そして40歳の誕生日不妊治療をあきらめた友人は、仕事にダイエットに生き生きしはじめました。43歳のとき自然妊娠し翌年第2子も授かりました。周りよりママより高齢の友人は、「ジェネレーションギャップ感じる!居心地悪いわ!新米ママなのに顔見てベテランママの扱いよ」と笑っていましたが母親になった喜びで新米ママは、輝いていました。
年齢が上がるにつれ先天性異常の確率も、上がりますが、続ける判断やあきらめる期限は、夫婦の問題です。