35才から始める男性の妊活
女性の妊娠適齢期は、20歳から34歳といわれています。晩婚化は、すすみ高齢で父親になる事例も珍しくありません。子どもを持つ父親の年齢は、上がる一方で芸能人や有名人の中には50代60代70代という年齢で「お父さん」になった人もたくさんいます。郷ひろみさん三谷幸喜さん石田純一さん市村正親さん三船敏郎さん上原謙さん中村富十郎さんは、高齢になってから「パパ」になっています。年齢が上の男性がパパになると「よくやった」という風潮です。
マスコミが騒ぎ立てるので何歳になっても子供が作れる子供ができる!と信じている方も多いようです。
高齢の父親だと発症するリスク
6年間の不妊治療の末、50代で某有名タレント(女性)が高齢出産したときは、「超高齢出産真似しないで」と警鐘をならしました。
不妊で苦しんだ私からしたら純粋に赤ちゃんを授かりたかったのだろうと思いましたが男性も女性も高齢になってから子供を作り産むのは、それなりのリスクが伴います。高齢といっても35歳以上なんですけど。笑。高齢出産の増加に伴い胎児異常による中絶も増える一方です。女性の卵子が高齢になるほど劣化するのと同じように男性の精子も年齢を重ねることで運動率や奇形(精子の)が増えていきます。また研究によると父親の年齢が高いほど自閉症やADHDの統合失調症などの精神疾患リスクが高くなり遺伝子変異が起きやすいとの報告があります。35才以上の男性は、女性を妊娠させる力が落ちることを認識し夫婦で一緒に妊活をしていかなければいけないのは、そのためです。理解度がある妊活男性は、夫婦で妊活サプリを注文しますからね。
オーキドメーターで睾丸サイズを測定する理由
男性の妊活外来が、増えています。不妊の責任は、女性側にあり35才以上の女性は、高齢妊娠高齢出産とよばれ授かりにくい原因は、女性と思われてきました。
30代後半から40代にかけての妊娠は、授かりにくく長い不妊治療が、必要な方がいます。加齢とともに劣化する卵子。そして年齢が高くなるにつれ奇形児や異常児障害児などのリスクが高くなることは、ご存知だと思います。
今は、女性と同じように男性にも更年期があり男性専用の更年期専門外来や男性だけの妊活外来ができているそうです。女性が、男性の医師だと抵抗を感じるように不妊治療に男性が積極的でないのは、産婦人科だから・・というのも納得できる気がします。
男性妊活外来が増えている
女性だけでなく男性も35歳を境に妊娠させる力が落ちていきます。環境ホルモンや日常生活の影響です。全体的に精子力が、低下している現代。若者の草食化絶食化男性の不妊外来ができたとしても不思議ではない時代です。
男性不妊外来では、精子が作られる精巣(睾丸)サイズの測定が行われ触診もされます。男性も35歳から妊娠させる力が落ちることを自覚し積極的に妊活しましょう。
睾丸(たまたま)の大きさ 平均サイズと不妊との関係
男性の側に原因が、ある場合勃起障害や射精障害また精巣のサイズは、精子の量に比例するためたまたま=金玉(睾丸の大きさ)は、不妊外来では、重要なポイントとなります。
睾丸のサイズを測定するものさしが、医療用の精巣測定器(オーキドメーターOrchidometer)です。小児科では、二次性徴を調べるのに使い泌尿器科でも使うそうです。
病院においてあったのは、卵みたいなボール?が、数珠みたいにつながっているオーキドメーターでした。ドクターの話では、15〜20ml が日本人の平均サイズ。触診で、硬さや柔らかさ左右の大きさなど不妊に影響する原因を調べていくそうです。
男性は、ペニスの長さや大きさを気にしている方が多いのですが、実は、睾丸の大きさの方が精子の生産量に比例するため大事です。睾丸の大きさは、性欲やその後の子育てにも比例するといわれています。男性は、ペニスの長さや大きさばかりを計って自慢するにあらず!(笑)実際私の周りの男性の9割は、長さや大きさのことを言っていますw男性は、玉の大きさを気にしなければいけないんですね。
女性だけじゃない男性のブライダルチェック
結婚するときに流行っていたのが婦人科でのブライダルチェック。女性にとっては、男性側に特に調べてほしいものですが当の男性は、委託も痒くもないのに性病科や泌尿器科に行き調べられることに抵抗がある人多いみたいです。女性も男性も触診には、抵抗があるものです。不妊治療すら女性は積極的なのに男性って消極的なんですよね。不妊治療に通っている女性とおしゃべりしてると夫と妻の微妙な温度差があるよね〜という話になります。ただ晩婚カップルの場合、過去のパートナーが一人ということは少ないと思うので本当は晩婚カップルこそブライダルチェックをしておくといいのかもしれません。
晩婚カップルの常識?ブライダルチェック
ブライダルチェックでは、基礎体温表(女性のみ:3ヶ月程度つけたもの)子宮や卵巣の超音波検査(女性のみ)、クラミジア検査、淋菌検査、子宮頸がん検査(女性のみ)、風しん抗体検査などが基本検診でB型肝炎、C型肝炎、エイズ検査、梅毒検査などのほか場合によっては、卵巣がん検診(腫瘍マーカー)HPV検査、マンモグラフィー検査、肝機能検査、ホルモン検査を行います。
男性のブライダルチェックは、不妊治療専門クリニック、泌尿器科、性病科などで行っています。淋菌(咽頭)クラミジア(性器)トリコモナス、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIV、HTLV-1 のほか、精液検査:精子濃度、運動率、運動精子濃度
ブライダルチェックの費用(料金)
男性も女性もブライダルチェックの費用は、女性は、30000円程度、男性は、50000円程度です。ブライダルチェックを受けないと行けないと思いつつも費用が高いから受けない人も多いようです。でも本当に怖いのは、性病なのに気付いていないことです。人目が気になる・・誰かに見られると恥ずかしい、奥さんにも結果を知られたくない!!忙しい、仕事を休んでまで検査に行きたくない・・という男性を医療機関に向かわせるためには、輸送の検査キットでコッソリ調べてもらうのも1つの方法です。結果が出るまでかなりドキドキしますが、医療機関でちゃんと調べてもらわないと!と不妊や性感染症に関心が向くのでおすすめです♪
郵送キットは、お医者さんでしらべるより精密さに欠けますが、とくに男性って浮気とか遊びとかで?思い当たるフシがあるのかコッソリ調べてたい傾向が強いみたいです。
郵送キットは、性病性感染症を調べるには、便利ですが、精液検査は、クリニックで調べたいものです。男性に妊娠させる力(精子力)の検査は、泌尿器科や男性妊活外来で行っています。男性のブライダルチェックでは、クラミジアや淋菌HIV梅毒など性感染症の検査と精液量精子濃度運動率や顕微鏡で精子の動きを確認などを行うことが多いようです。費用は、精液検査だけでしたら5000円〜1万円程度です。
大酒 睡眠不足 ひざ上パソコン あなたの精子力を低下させる10のこと
- ひざの上でノートパソコンを使う・・電磁波の影響とノートパソコンからの熱ノートパソコンを膝に置くため股間を圧迫するため。長時間座りっぱなしもよくない
- 長時間のサウナ熱い湯船につかる
- 睡眠不足
- コーヒーカフェインの大量摂取・・コーヒーは、1日3杯程度ならダイジョウブ
- ジーンズ ブリーフ ボクサーパンツ 下半身の圧迫
- 喫煙・・タバコは、精子の質を低下させます
- 自転車(長時間のサイクリング)・・マウンテンバイク・バイクにはまっている男性は、要注意
- ジャンクフードインスタントが多い
- 大酒を飲む
睡眠不足 不眠 で下がる精子のチカラ
先日テレビを見ていたら、男性妊活外来の辻村晃 ドクターが出ていました。番組のスタッフ(30代男性)がもうすぐ結婚するということでブライダルチェックを受ける様子が流れていました。実際に顕微鏡でご自分の精子と30代男性の健康な精子の運動量を比較してみてくださいと促され映し出された映像は、精子の動きが素人にも分かるぐらい鈍いものです。スタッフは、オーキドメーターや触診で問題ないといわれていたのに肝心の精子の動きが悪かったのです。その男性は、毎日睡眠不足でそれが原因ではないかということでした。たかが睡眠されど睡眠。不眠は、肉体的疲労やストレスが溜まるばかりでなく不妊につながります。精子の運動率を上げるには、しっかり休息をとらないといけないと思いました。
男性妊活外来の先生に聞いた 妊娠力 精子力の上げ方
男性不妊外来の辻村晃先生によると男性も女性も35歳をピークに生殖機能は、衰えていくそうです。男性不妊は、大きくわけて精子をつくる機能に問題があることと精子が通る通路の問題勃起障害など性行為や射精に問題がある場合3つの問題があるそうです。中でも精子をつくる機能に関しては、原因不明のことが多く生活習慣を正しくすることで精子の質をあげることができるそうです。
基本は、睡眠や運動栄養などの見直しからはじめ治療として漢方の処方やビタミン剤で改善させるそうです。