オーバー35 高齢妊娠は、奇形児 障害児が生まれやすい?
30代後半から40代にかけて高齢妊娠した芸能人は、多くいます。篠原涼子さん 35歳、黒木瞳さん 38歳、江角マキコさん 38歳、永作博美さん 39歳、林真理子さん 44歳、ジャガー横田さん 45歳・・みなさん五体満足で健康で元気な赤ちゃんを出産しています。でもご存知でしょうか?母親の年齢が上がるにつれて特に35才以上の妊婦さんの場合胎児が、ダウン症になる確率は、上がります。
私自身、赤ちゃんが、欲しいと不妊に躍起になっていたときは、障害児でも奇形児でもちゃんと自分の子供だから育てられる!と思っていました。私の発言を聞いた義父も義母も実家の両親も良い顔は、しませんでした。でも実際問題、なかなかできなかった赤ちゃんを授かったとき気になったのは、奇形児染色体異常などの障害児じゃないかしら?ということでした。これは、私が、30代だったから高齢妊娠だから・・心配していた問題では、なく20代の若いママでも出産するまでは、どうか元気で健康な赤ちゃんを!と願っていることだと思います。
胎児が、ダウン症になる確率は、母親の年齢が20代30代40代と年齢が上がるにつれ上がります。28歳から35歳までの妊婦さんは、リスクが、少ないのが現実です。羊水検査や出生前検査は、オーバー35のお母さんが対象です。そして実際に出生前検査をして中絶してしまうお母さんが多いのも現実です。
オーバー35の選択肢障害が分かったら中絶するの?
出生前診断で胎児に異常がないか調べた上で妊娠を継続して出産するか、中絶を選択するかは、夫婦の判断です。これは、若い母親だから・・高齢の母親だからと年齢に限らず夫婦で相談して選択するしかない問題です。私の、いとこは、産まれた時は、健康な赤ちゃんでしたが、重い病気にかかり脳に障害が残り歩くことができません。叔母も叔父も、自分たちを責めたり嘆いたりしながら育てておられる苦労を見てきました。下に双子の妹弟がいましたが、その子たちが、結婚するときも、やはり障害のある子どもが家族にいるということは、兄弟姉妹や家族にとってネックになってしまうものなのです。
私は、叔父や叔母が、障害のある従兄を通して人間的に、尊敬できる存在でしたが、「どうしてこんなに優しい叔父や叔母を神様は、不公平で不幸せな人生にするんだろう」と思っていました。障害がある子を持つと親は、不幸せかといったらそういうものでもないのでしょうが私は、そう思いました。
授かった命を育てる決断・・おわかれする決断・・障碍者がいる家族を近くで見てきた私。きれいごとじゃなくて家族の負担、苦労を見てきました。高齢出産高齢妊娠だからこそ気になる問題です。