不妊に効果がある漢方薬 まとめ 赤ちゃんが欲しい方 必見

不妊 治療で用いられる体質改善に効果がある漢方薬

漢方薬は、血の流れや心身のバランスを整え体質改善をはかることで安定した授かりやすい体を作るのに効果がありました。20代後半で結婚した私たち夫婦は、二人とも健康で体力もあったため簡単にすぐに赤ちゃんを授かると思っていました。ところが30代になっても妊娠する気配がありません。排卵誘発剤 注射を中心に、漢方薬で体質改善をはかりながらタイミングでの妊娠を待ちまし。第1子は、時間がかかりましたが高齢妊娠直前で授かり第2子も・・と思ったところ35才で科学流産と流産を経験。1人目のときも2人目のときも時間がかかったので精神的にしんどかったことを思い出します。2人目不妊で悩んでいたベビ待ち期から妊娠中悪阻(つわり)がひどいとき産後授乳中と漢方薬と葉酸のお世話になりました。

 

妊娠前や妊娠初期にかけて処方された漢方薬をまとめてみました。男性不妊に効く漢方薬もあります。体質によって処方される薬は、異なります。一覧にしたのでご参考になさってください。

 

不妊症治療で用いられる漢方効能(効果)一覧表

 

当帰芍薬散 トウキシャクヤクサン 当帰芍薬散とうきしゃくやくさんの効能。体力虚弱、冷え症、貧血、倦怠感、不妊症、血虚(けっきょ)、食欲不振、生理不順、月経困難、めまい、のぼせ、耳鳴り、更年期障害。からだを温め血流を良くすることで不妊改善に効果があるといわれています。流産したあと2人目妊娠希望の赤ちゃん待ちのときと つわりのとき当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の処方されて飲んでいた漢方薬です。
桂枝茯苓丸 ケイシブクリョウガン 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)当帰芍薬散や桃核承気湯と同じように?血(おけつ)と呼ばれる血の滞りをとるために処方されることが多いようです。更年期障害、無月経、生理不順、子宮内膜症、月経過多、生理痛、肌荒れ、月経不順、生理周期を整え妊娠しやすい体を作るために飲むことが多いようです。不妊症に用いられる漢方薬で妊娠が分かりしだい服用は、中止しなければいけません。
温経湯 ウンケイトウ 温経湯(うんけいとう)下腹部の冷え、不妊症、生理出血、生理不順、足腰の冷え、更年期障害、生理のときレバーのような塊りの血が出る方・・妊娠したら服用を中止するそうです。
加味逍遥散 カミショウヨウサン 加味逍遙散(かみしょうようさん)のぼせ、肩こり、精神不安、冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症などに効果があり月経前のイライラにも効果が期待できます。
補中益気湯 ホチュウエッキトウ 補中益気湯 (ほちゅうえっきとう)は、胃腸の働きを良くする効果があります。体力虚弱、疲れやすい、倦怠感、手術後の衰弱、多汗症 男性の不妊症に用いられることが多い漢方薬で精子の数や運動率を改善する働きがあるとされています。
六味丸 ロクミガン

六味丸(ろくみがん)は、六味地黄丸ともよばれ八味地黄丸(はちみじおうがん)のように不妊症に用いられることが多い漢方薬です。
精力減退、インポテンツ、男性不妊などに処方されます。

紫河車 シカシャ 紫河車(しかしゃ)不妊症や無月経に効果があります。女性の社会進出とともに35才以上の高齢出産が増えている現代、同時に高齢でも赤ちゃんが欲しいと思い不妊に悩む女性も少なくありません。30代後半になると卵子や子宮の能力が低下します。
杞菊地黄丸 ゴギクジオウガン

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は、妊娠するための体を作るために周期を整える効果があります。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期の4つのリズムを整えていくことで妊娠しやすくなります。

 

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八味地黄丸 ハチミジオウガン

八味地黄丸(はちみじおうがん)腎虚、足腰や泌尿生殖器など下半身の衰えなどを改善します。体力は、あるものの尿量が少ない場合や夜間尿、軽い尿漏れ、頻尿、むくみ腰痛などに効果が期待できます。六味丸(ろくみがん)と同じように不妊症で用いられることも多いようです。一般的に女性が妊娠しやすい確率は、20代前半がピークとされ30歳から低下35歳を過ぎて37歳から38歳で著しく低下して1割前後に落ちてしまいます。高齢での妊娠は、卵巣機能が衰えているために確率が下がっていきます。八味地黄丸や六味丸で妊娠しやすい体を作るために効果があるとされています。着床不全や卵巣機能の向上などにも効果が期待できます。八味地黄丸”の難治性不妊の女性に対する効果」によると内服から2ヶ月後に妊娠した症例が58%半年で90%が妊娠したというデーターもあります。八味地黄湯 ハチミジオウトウは、男性不妊にもよく使用されます。

 

婦宝当帰膠フホウトウキコウ 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)の効能。女性等特有の更年期障害、 頭痛、肩こり、血行不良、冷え、血虚(ケッキョ)貧血、腰痛、腹痛、めまい、のぼせ、低体温、耳鳴り、生理不順(周期の乱れ)、生理痛、冷え症などに効果。生理痛や生理不順の原因になっている女性は、冷えを改善することで妊娠しやすい体質改善に役立ちます。自然妊娠 希望の方に・・
桃核承気湯 トウカクジョウキトウ 桃核承気湯(とうかくじょうきとう) iいらいらしやすい、興奮しやすい宿便、便秘、月経不順、月経困難、?血(おけつやのぼせがある方に。
田七人参 デンシチニンジン 田七人参(でんしちにんじん)
桂枝加竜骨牡蛎湯 ケイシカリュウコツボレイトウ 桂枝加竜骨牡蛎湯 (けいしかりゅうこつぼれいとう)は、男性不妊、精力減退を治します
十全大補湯 ジュウゼンダイホトウ 低温期に十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)と温経湯(うんけいとう)を使い高温期には十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)で体質を改善していきます。
補中益気湯 ホチュウエッキトウ 補中益気湯 ほちゅうえっきとうは、男性不妊インポテンツなどに使われます。男性だけでなく女性でも虚弱体質、疲労倦怠感、食欲不振などに用いられ気を高める作用により精子の運動量が、悪い精子の数が少ないといった男性側の不妊に効果があるとされています。
?帰膠艾湯キョウキキョウガイトウ ?帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)は、血止めの漢方薬と呼ばれており流産月経過多に用いられます。
柴苓湯 サイレイトウ 柴苓湯(さいれいとう )は、多嚢胞性卵巣症候群、無排卵、不育症に用いられます。

 


中国最古の医学書 黄帝内経(こうていだいけい)に書いてあること

2000年も前に書かれた中国最古の医学書 黄帝内経(こうていだいけい)には、女性は、7年ごとに変化するという内容でこんな記述があります。女性の節目は、7の倍数男性の節目は、8の倍数その年齢がきたら気をつけなさいという内容で・・黄帝内経(こうていだいけい)が書かれたのは、今から、2000年前!2000年前に書かれた内容なのに現代にも通じるところがあります。

 

7歳永久歯が生える
14歳生理が始まる(初潮)
28歳女性として良い時期で生殖機能の働きが活発になる
35歳女性ホルモンの分泌量が減り容姿が衰える子宮や卵巣機能も衰えはじめる
42歳卵巣機能が衰え妊娠しにくくなる、子宮内膜が薄くなり量も少量になる、シワや白髪が目立ち始める
49歳閉経子を授かることが難しくなる

 

女性の容姿は、35才で衰え始めるって子宮や卵巣機能も衰えはじめるって!!(笑)失礼ながら、妙に納得・・当たっています。ちなみに男性が、衰え始めるのは、8の倍数40才から生殖能力が衰えるのは、8の倍数56才でした。


35才以上 不妊体質 から 赤ちゃんが授かりやすい体作りへ

加齢で卵巣機能は、低下します。冷えや?血(おけつ)が改善されると着床しやすい子宮内膜に近づきます。子宮内膜症、卵管が塞がった状態であれば西洋医学での治療が適しています。私の場合、主治医が、漢方で体質改善西洋医学で子宮内膜症の治療を併用でした。

 

クリニックの先生に相談されながら漢方薬を服用されるといいかもしれません。

 

赤ちゃんが授かりやすい体作りに役立ったのは、当帰芍薬散 トウキシャクヤクサンでした。産前産後の良薬といわれるだけであって妊娠中毒症流産防止に効果を発揮します。漢方薬は、自分の体質にピタリと合ったとき効果を発揮し生薬の組み合わせによって薬効は、変化します


漢方薬は、ネットでも購入可能です。

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